マンガ『鬼滅の刃』の登場人物。
元柱の育手。左目の下に大きな傷跡があり、右足は義足となっている老人の男性。かつては雷の呼吸を極めた鳴柱(なりばしら)として活躍していた。アニメのクレジットでは「善逸の師匠」だが、小説版および単行本17巻にて姓名が判明している。
修行が遅々として進まず、その過酷さから度々逃げ出していた善逸に対して非常に厳しい態度で接し、荒療治とも言える手段にも出ていたが、反面、その才能を誰よりも評価しており、彼を決して見捨てず、一つの技を極め抜くことを教え続けた。己を「師範」と呼ぶよう再三言うが、実際には彼から「じいちゃん」と慕われるのも内心満更ではない様で、善逸から好意を示された際には照れた表情を見せるなど、何だかんだ弟子への愛情は深い。