最近、心が疲れていませんか?学校、仕事、家庭…全く疲れずに生きていくのは難しいですよね。
それでも「もっと頑張れ!」「まだまだ足りない!」と周囲から言われてしまうことも。そうなると言葉通り「息が詰まって」しまいます。
頑張ることも大切ですが、たまには少し、息を抜いてみませんか?そんな、ホッと一息つける言葉。そして息抜きの後は少し前に進める言葉を集めてみました。
今回選んだ言葉
厳選して Youtube に載せた言葉を、こちらでもご紹介します。
さあ、俺も立ち上がるかな。
まあ、もう少し坐つてゐよう。
動かなければならない時が来るまでは、慌てず騒がず待ってみる。
そのくらいでいいのです。
そしてそういう時にこそ意外と、見えるものがあるかもしれません。
昨日、わたしは我慢しました。
今日も耐えられるでしょう。
明日のことは
考えないようにしています。
by ドロシー・ディックス(アメリカのジャーナリスト)
「見えない明日」を心配し、不安に思うことがあります。
しかし私たちは「昨日と今日」を生きた経験や力を糧にして「明日」を生きることができます。
だから、今は「明日」の不安をしなくても大丈夫。
「明日」を乗り切る力はちゃんと、あなたとともにあります。
たったひとつの敗北を
決定的な敗北と
勘違いしてはいけない
by スコット・フィッツジェラルド(アメリカの小説家・詩人)
敗北を、一巻の終わりのように悲観することありません。
誰だって、失敗や敗北はあるものです。
一度くらいの敗北で全てが終わるものでもありません。
それをスパイスにして前に進んでみると、きっと見える世界があるかもしれません。
下を向いていたら
虹を見つけることは出来ないよ
by チャールズ・チャップリン(イギリスの映画監督・コメディアン)
下ばかり向いていませんか?私はよくあります...
しかし、下ばかり向いて視野が狭まってしまうと、見えるものも見えなくなってしまいます。
何かに行き詰まっていたら、息抜きをして上を向いてみましょう。
あなたの"虹"が見つかるかも。
挫折を経験した事がない者は
何も新しい事に挑戦したことが
無いということだ
by アルベルト・アインシュタイン(ドイツの理論物理学者)
挫折をするということは、何かにチャレンジしている証拠。
それは今までに無い、何処かへ向かっているから。
誰かが踏み固めた「安全」な道では無いから。
ミスしてもいいじゃ無いか。
それは新しいことに挑戦している勇気の証なのだから。
大丈夫、大丈夫
いつかはここを抜ける日がやってくる
吉本ばななさん著『ムーンライト・シャドウ』の一節。
この作品は、大好きな人との死別をゆっくりと受け入れてゆく物語です。
主人公は、何も起きない平坦で、むしろ枯れてゆくような日々を生きる。
いつかはここを抜ける日がやってくることを、「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせながら生きています。
そうやって生きていると彼女は、死別した恋人と一度だけ会うことができる。
ちょっとSF要素もある作品です。
失敗、挫折、別れ...そんなことが降りかかってくる人生。
それでも「大丈夫」「なんとかなる」と生きていると、いつかはそれを抜ける日が必ずやってきます。
そんな前向きにさせてくれる言葉です。
うしろをふり向く必要はない
あなたの前にはいくらでも
道があるのだから
人は「完璧」な状態を求めがちです。失敗しない、間違えない、風邪をひかない...しかし人は、そういうものを経験して前に進んでいくものです。
「後悔」とは後ろを悔やむと書きます。後悔ばかりしていると、せっかくある道が見つからなくなってしまうかもしれません。そんな時は、前を向いてみましょう。
あなたの経験を経て、今まで見えなかった道も見えるようになっているかもしれません。
どこでプレーしても
俺の成長はあるわけで
CSKAモスクワ所属当時、様々な移籍の噂が出る中での言葉。
ファンから欧州への移籍を望む声も多かったが、どこでプレーするかではなく、今ある環境で全力を尽くして努力する姿勢が感じられる言葉です。
仕事などが上手くいかない時、今ある環境のせいにしてしまうこともあります。
また別の環境へ移る恐怖もあります。
しかしそれは、本当に環境のせいでしょうか。
今の環境でできることが、もしかしたらあるのではないでしょうか。
そんなことを一度考え直すきっかけになる言葉です。
私がこの世に生れてきたのは
私でなければできない仕事が
何かひとつこの世にあるからなのだ
「自分」という存在は、後にも先にも唯一の特別なものなのです。
その「自分」にあう仕事をできているあなたは、幸せ者です。
しかし今「自分に合っていないな」と思っているあなたも幸せ者です。
なぜなら、あなたのための仕事は必ず何処かにある。
それを探す楽しさ、その仕事をする感動もまだ、残っているのだから。
人を信じよ
しかし、その百倍も自らを信じよ
手塚治虫の人生は、多くの人に裏切られ、また批判をされた人生でもありました。
ノイローゼになり精神病院に通ったこともあるほどです。
そんな彼の座右の銘が、この言葉です。
人を信じることはいいことだと思います。
しかし全て信じ切ってしまうことは、他人に自分を委ねることになってしまいます。
あなたの人生はあなただけのものです。
譲れないものがある時は、あなた自身を信じて、心の叫びに耳を傾けてみてください。
そうして、自分だけの人生を貫いていきたいですね。
あきらめなければ必ず道はある
必ず
トヨタグループ創業者、豊田佐吉の言葉。
様々な苦悩の中、諦めずに進んで「トヨタ」という大きな会社を作ったからこそ、より身に染みる言葉です。
どんなに状況が悪く八方塞がりに見えても、必ずどこかに突破口が用意されています。
それを見つけた時私たちは、また一歩進めるかもしれません。
自分の力に合うことだけしろ
その他の事は
おのずと道が開けてくるまで待て
自分の力以上のことをしようとすると、やはり上手くいかないものです。
それは何も、あなたに向いていないわけではありません。
津波に素手で立ち向かっていくようなものなのです。
じゃぁ、今小さな波なら乗れるとしましょう。
その波に乗っていれば、その波は大きくなり、いずれ大きな波に乗れるようになるかもしれません。
まず今できることをコツコツと続ければ、それは必ずあなたの糧になり、明日の糧になります。
今できることを続けることこそ「その先の道」が開く近道なのかもしれません。
止まりさえしなければ
どんなにゆっくりでも進めばよい
どんな事でも、止まってしまえばその先に進むことはできません。
しかし、あまりに急激に進むとそれもまた、追いつけずに止まってしまうかもしれません。
ゆっくりでもいいんです。
ゆっくりでいいので、少しずつでも進んでいれば、前に進むことができます。
小さなことでもやり続けていれば、必ず私たちの力になって、未来の糧になるでしょう。
自分以外の人間になりたいと
願いながら人生を送るのは
耐え難いって
by チャーリー・ブラウン(マンガ『ピーナッツ(スヌーピー)』の登場人物)
床屋さんをやっているパパを見ながら、チャーリーブラウンがつぶやいた言葉。
それに対して、スヌーピーは「僕は犬以外になりたいなんて思ったことないな」と考えます。
全く他人になりたいと思いながら過ごす人生は、失望や絶望の連続かもしれません。
なぜならそれは「あなた」では無いから。
もっと自分を好きになってみましょう。
すると、まだ見ぬ「私」を見つけることができるかもしれません。
その「私」が今の「私」と違ったとしても、それは今の「私」の延長線上にある未来の「私」。
そこを目指して生きていくと、肩の力を抜いて本当になりたい姿を目指すことができるかもしれません。
あなたは、あなたであればいい
社会の中で生きていると、他人の求める「あなた」を演じなければならない時があります。
でも、それを演じ続けると疲れてしまうものです。
そして、本当の「あなた」を殺しながら生きていく事になってしまいます。
完全に「あなた」を演じないで生きていくのは難しいかもしれません。
それでも、素の「あなた」をみてくれる人。演じない「あなた」がいいと言ってくれる人。
「あなたは、あなたであればいい」と言ってくれる人と出会えたら、大切にしてあげてください。
それがあなたにとって、本当に必要な人かもしれません。