「負けたことがある」というのが
いつか大きな
財産になる
堂本五郎(マンガ『スラムダンク』の登場人物・山王工業バスケ部監督)
監督。山王をインターハイ3連覇に導いた名将。「緒戦の入り方が大事」、「勝負に絶対はない」という理念を持ち、格下かつ無名の湘北との対戦を前においても研究と対策を怠らず、万全の状態で湘北に挑んだ。インターハイにおいてもなお来年、再来年のことを念頭に置いて、自信と経験を植え付けさせるために1年の美紀男を出場させる。
花道を単なる乱暴者や素人とは見なさずその素質を見抜き、試合後半に花道が湘北に多大な影響をもたらしていることに気付いてからは河田をマークにつかせた。勝ちがほぼ確定するまでベンチに座らず、コートに膝をつきゲームを見守る。試合終盤でも尚もフルコートプレスディフェンスを指示する勝負どころを確実に抑える姿勢と選手たちへの信頼感は、安西と高頭を驚嘆させた。
堂本五郎(マンガ『スラムダンク』の登場人物・山王工業バスケ部監督)