山王工業高校は前回、前々回とインターハイを制し、王者と言われ続けていたチーム。
それほどまでに強く、常に勝利してきた山王工業高校が、初戦で敗退した時に監督がかけた言葉。
あまりに強かったチームが負けてしまった。
でもそれは、彼らにとって大きなことだったのかもしれません。
常に勝利していると、自分たちの課題や問題点が見えにくくなってしまうものです。
もちろん彼らは「強者」を自負し、努力してきたからの「常勝」だったでしょう。
しかし「負け」を認めることで見える世界もあります。
その「財産」を手にした時彼らは、さらに強くなる確信が監督にはあった。
だからこそ監督は、チームにこの言葉を送ったのではないでしょうか。
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